出席確認アプリを作ろう その1
みなさん、こんにちは。
今回から出席確認アプリを作っていこうと思います。
私とある分野のオンライン教室を行っているのですが、ありがたいことに受講者が増えてきまして、管理が少し大変になってきました。
これまでは、授業後に、表計算ソフトで名前を見比べて、
出席、欠席(連絡あり)、欠席(連絡なし)、遅刻、早退
をメモしていたのですが、そろそろ覚えきれないぞ、と。
なので、さくっと、ぽちっと、出席を記録できるアプリを作りましょう。
出席確認アプリの機能
ぼんやりとアプリに必要な機能を考えてみます。
1.ワンタップで出席状況の記録ができる。
2.記録済の人とまだ記録されていない人が一目でわかる。
3.あとから出席状況を修正できる。
4.受講者の情報を参照できる。
5.授業の一言メモを書ける。
こんなところでしょうか。
人数が増えてくると、5は使わないかもしれませんが、とりあえず。
データソースの準備
ぼんやりとイメージしたところで、まず、データソースとなる以下のシートを準備しました。
1.受講者のリスト
2.出欠情報を記録するシート
1.受講者のリスト
2.出欠情報記録シート
※ 写真の情報は、説明用のダミーです。
①のIDや名前を参照して、
②のIDや名前を転記し、状況には出席、欠席・・・を入れるイメージですね。
では、さっそく、拡張機能からAppSheetを開いてみましょう。
わくわく。
こんな画面が自動生成されました!
アプリ作成画面の概要
画面上の項目をいくつか確認していきましょう。
1.Home
Home には、ちょっとした提案が書いてありました。
この段階では、クリックしても該当ページにジャンプするだけでしたが、今後もっとアドバイスをくれるのかもしれません。
2.info
infoには4つのタブがありました。
気になるのは、出席表と書いてあるSpecの青い四角。
実はこれは、データソース間の関係を示す図なんです。くわしくはまた後日。
3.Data
Data には、5つのタブ。詳しくは後ほど。簡単には、こんな感じです。
- Table ・・・ データソース
- Columns ・・・ 項目
- Slices ・・・条件で絞り込んだデータ
- User Settings ・・・ 設定
- Option ・・・ オプション
4.UX
UX は、アプリの画面や見た目の設定です。こちらも後ほど説明します。
5.Behavior
Behavior は 行動 や ふるまいという意味です。
つまり、ボタンを押したらどうなるか、どんな処理をするか、を設定するところですね。
すでに3つのAction、「Add」「Delete」「Edit」が自動生成されています。
6.Security
その名の通り、セキュリティの設定です。
ログイン必須にするか、ユーザごとにフィルターをかけるか、などが設定できるようです。
少し長くなってしまったので、Intelligence, Manangeについては割愛します。
今回は、出席アプリのイメージとデータソース、UI上の各部について、簡単にご紹介しました。
次回は、Tableの追加とColumnsの設定、それによりアプリ画面がどのように変化するかを見ていきます。
ご覧いただきありがとうございました。